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​日本語教材

チェコ日本語教師会が中心になって、これまでに開発した日本語教材をご紹介します。

ひらがなやカタカナなどの文字を、音、字形、絵のイメージなどから連想させることによって、

短期間のうちに覚えられるように工夫した記憶術を連想法(アソシエーション法)といいます。

チェコ日本語教師会では、チェコの学習者のために、連想法を使った日本語教材

『絵で覚えるひらがな Obrázková HIRAGANA』と『絵で覚えるカタカナ Obrázková KATAKANA』

『絵で覚える漢字』を出版しました。

2020年5月に新しく、初級学習者のための日本語読解教材を制作出版しました。

イラストがたくさんあり、チェコ語の語彙、文法の説明、練習問題、チェコ語日本語訳と作文の練習問題もあります。

2014年に 「絵で覚える漢字」を制作出版しました。​

『絵で覚えるひらがな 』(2007年)
『絵で覚えるカタカナ』(2010年)

例えば、「く」という文字を導入するときに、上の絵のように、日本語の「く」の音に近い音を語頭に持つ「kukačka」(意味はカッコウ)の絵を見せながら、日本語の「く」の音を聞かせます。聞いた人の頭の中で、「kukačka」の語頭の音とカッコウの絵のくちばしの部分の「く」の字が一致するようになれば、無理なくその文字を記憶することができるというわけです。この教材には、「あ」から「ん」までの導入ページと、楽しく学べる練習問題が付いています。

カタカナ編もひらがな編と同様に、「ア」から「ン」までの導入ページに続いて、練習問題が付いています。ちなみに、カタカナの「ク」は、「kůň」(意味は馬)という単語を使っています。

日本では市販されていませんが、チェコの以下の機関に在庫があります。

『絵で覚えるひらがな Obrázková HIRAGANA』 100kč

『絵で覚えるカタカナ Obrázková KATAKANA』  100kč

『絵で覚える漢字  Obráskové KANDŽI』 100kč

チェコ日本友好協会 office@japan.cz
日本センター・ブルノ info@japancenter.cz

『読解教材 よんで』2020年

2017年から制作を始めた、初級学習者のための読解教材ČITEME JAPONSKY ČITANKA PRO ZAČÁTEČNÍKYが、完成しました。国際交流基金、日本センターブルノ、チェコ日本友好協会、ナブラティロヴァさんからの助成と元チェコ日本語教師会会員の寄付、そしてチェコ日本語教師会の資金で出版することができました。皆さまのご協力に感謝いたします。

オリジナルのテキスト15作品と、語彙表、文法の説明と例文、文化紹介、作文の問題、テキストのチェコ語訳があり、教師会メールに作文の添削を送ることもできます。

​すでに、添削を送ってきている学習者もあり、大変喜ばれています。

本文 テキスト 枠内は会話文

本文中の語彙の チェコ語訳

 

テキスト本文理解の問題

​文化説明

​絵で覚える漢字

漢字の成り立ち、歴史、構造、書き順、読み方、熟語、ベトナム語、韓国語中国語との言葉との比較などをチェコ語で説明してあります。クイズや、練習枠、日本語学習者にも練習になります。日本の街中の漢字のある風景の写真なども紹介してあるので、漢字学習だけでなく、異文化教育にも使われています。

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